競馬予想をとことん理詰めで考えていくと、その方法論は投資に似通ったものになります。いわゆる投資競馬の考え方は、「回収率至上主義」とも言うべきもので、そこには私情の入り込む余地が全くありません。贔屓の馬の馬券を買う、ということもなければ、万馬券で高額配当、一獲千金という勝負に出ることもないのです。
それでは、具体的にどのような方法で馬券を購入するのかといえば、「確実性」や「安全性」を重視します。そもそも競馬を投資として考えた場合、1番人気の馬を単勝で買っても約2倍の配当が期待できるという点において、非常に大きなリターンが特徴的です。しかし、馬券が外れれば購入に充てた全額が失われるわけですから、リスクもきわめて高いといえるでしょう。
投資においては、リスクをいかに減らすかが重要なポイントになります。競馬でこの考えに立ち戻ったとき、予想内容は自ずと手堅いものに集約されます。一般的には、投資競馬というと「大穴狙いで高額配当」というイメージが付きまといますが、事実はむしろ正反対といえるでしょう。とにかく手堅い予想を立てて、堅実に利益を追求すること、これが投資競馬の基本的考え方です。
もちろん、どれだけ1番人気の馬を買い続けても回収率はアップしません。情報収集とその分析がカギを握ります。人気のある馬ではなく、「勝つ確率が最も高い馬」を自力で見つけ出す必要があります。競馬新聞や競馬雑誌はもちろん、ネットや競馬予想会社など、あらゆるコンテンツを駆使して予想の精度を高めることが必要です。