2011年6月30日
マイラーズカップはJRAが施行している重賞競走で正賞は読売新聞社賞、正式名称は「読売マイラーズカップ」と表記されています。
これは読売新聞社が優勝杯を提供していることに由来しています。
施行時期は4月中旬となっています。
阪神競馬場の芝1600mで施行されており距離としてはやや短めとも取ることができるでしょう。
創設時期は1970年にマイラーズカップとして創設され、第1回も現在と変わらない阪神競馬場の芝1600mで行われました。
他の賞が距離について変動を続ける中マイラーズカップは伸びても1700mで施行される程度でした。
これは何故かというとそもそも本レースはマイラー(1600m前後を最も得意とする競走馬)のためのレースであり、その名前の通りにレースが行われているからと言っても良いでしょう。
そもそもは春の天皇賞の前哨戦としてのレースとして見られていましたが1984年にグレード付けが行われてからは短距離路線の充実化に伴って安田記念の前哨戦として位置づけられるようになりました。
安田記念が本レースと同じ芝1600mで施行されていることからまずは安田記念の前にマイラーズカップという考え方が定着していたようです。
実際1994年までマイラーズカップ出走馬が安田記念を制するということも多かったようです。
(残念ながらそれから11年後の2005年まで本レース出場馬が安田記念を制するということはありませんでしたが。
)
2006年からは安田記念の前哨戦だけではなくこの年に新設されたヴィクトリアマイルの前哨戦としても重要な意味を持つレースになってきたのでまだまだマイラーズカップの重要性は失われることがなさそうです。
出走資格としてはサラブレッド系4歳(旧5歳)以上のJRA所属の競走馬で地方所属の競走馬が2頭まで、外国調教馬が8頭まで となっています。
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産経大阪杯はJRAが施行している重賞競走で、正賞名は「産経新聞社賞」といいます。
これは産経新聞社が優勝杯を提供していることに由来します。
レースの施行時期は4月上旬となっています。
阪神競馬場の芝2000mで施行されており、距離としては中くらいの距離で行われるレースということができるでしょう。
1956年に施行されていた大阪特別を下敷きとして1957年に大阪杯として創設されました。
第1回は阪神競馬場の芝1800mで施行されており春の天皇賞、宝塚記念(1960年から)に繋がるトライアル競走としての側面を持っていました。
1964年に産経新聞社が優勝杯を提供したことを機に名称をサンケイ大阪杯に変更しています。
1989年には社名の変更に伴い賞名も「産経大阪杯」となって現在の形に落ち着きました。
1995年からは指定交流競走に指定されたこともあり、2着までに入賞した競走馬は春の天皇賞の出走権が与えられることになりました。
春の天皇賞の前哨戦としても位置づけられており、GⅠ馬やGⅠを目指す馬が数多く出馬する傾向が高まってきていることからGⅠと見比べても何ら遜色ないレース展開も期待できるレースになっています。
春の天皇賞というと全国、いや全世界から選りすぐりの名馬たちが揃うレースとなることは請け合いなのでこのレースから名を売ろうと思っている馬主や騎手も少なくはないでしょう。
2002年と2005年にはサンライズペガサスが2度の優勝を果たしており素晴らしいレースを見せてくれました。
出走資格としてはサラブレッド系4歳(旧5歳)以上のJRA所属の競走馬で地方所属の競走馬が2頭まで、外国調教馬が8頭まで となっています。
このレースに於いては距離の変遷も1800~2000mという程度でしか動いていないので過去のデータから予想を立ててもあながち妙なデータになることもあまりないでしょう。
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阪神大賞典はJRAが施行する重賞競争で、正賞は「兵庫県知事賞・京阪神不動産株式会社賞」と言います。
施行時期は3月中旬~下旬となっています。
阪神競馬場の芝3000mで施行されており、距離としてはなかなかの長距離を走るレースだと言えます。
1953年に4歳(旧3歳)以上のハンディキャップの重賞競走として創設されました。
その時の名前は現在と変わらないものでした。
他のレースと比べてみると創設から現在まで名前が変わってないのは少し珍しいことと言えるでしょう。
春の天皇賞の前哨戦としての見方が強い本レースですが実際の天皇賞も芝3200mで行われており、距離差が200mしかないということで前哨戦の中では特に重要な意味を持つレースだと言うことが出来ます。
3000mという長距離ということに加えてGⅠを目指している馬が多数出馬すると言うことで過去にこのレースを制した馬は全て牡馬となっています。
やはり長距離を制するには牡馬の体力が必要なようです。
過去の勝ち馬投票券のデータを見てみるとかなりの長期間一番人気の馬が馬連に関わってきていることから近年では非常に下馬評通りのレースが行われるということでも有名になってきています。
こういうところで下馬評がひっくり返るようなレース展開が起こると非常に面白いレースになるのですが今のところあまりお目にかかれていません・・・。
出走資格としてはサラブレッド系4歳(旧5歳)以上のJRA所属の競走馬で地方所属の競走馬が2頭まで、外国調教馬が8頭まで となっています。
また、上位2着までの地方馬なら春の天皇賞の出走権が与えられるトライアル競走の側面も有しているために天皇賞を見据えるならチェックしておいて間違いはないでしょう。
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フィリーズレビューはJRAが施行している重賞競争で、名前の意味は「Fillies’」(英語で4歳(旧5歳)までの複数の牝馬という意味です)。
と「revue」(フランス語で演劇、舞踏劇、歌劇等の意味です)。
を掛け合わせた造語で日本語訳としては「牝馬たちの舞台」と訳すことができます。
施行時期は3月中旬です。
正式名称は「報知杯フィリーズビュー」で、報知新聞社がスポンサーになっていることからこの名前が付いています。
場所と距離は阪神競馬場の芝1400mで施行されており、距離としてはやや短いと言うことが出来るでしょう。
1967年に桜花賞のトライアル競争として創設され、その時の名前は「阪神4歳牝馬特別」というものでした。
トライアル競争としての賞だったので上位5着までに入賞した馬には桜花賞への優先出走権が与えられました。
1975年にはスポンサーに報知新聞社が付き、1983年には賞の名称が「4歳牝馬特別」に変更されました。
もっとも既に4歳牝馬特別が存在していたということで競馬ファンや関係者からは4歳牝馬特別(西)という名称で親しまれていたようです。
1991年の優先出走権の見直しにより上位3着までが桜花賞への優先を受けられることに変更になり、2001年には国際基準による年齢変更の見直しがあったため現在の名称となりました。
2010年からは国際競争に指定されています。
出走資格としてはサラブレッド系3歳(旧4歳)のJRA所属の牝馬の競走馬、地方所属の牝馬競走馬が2頭まで、外国調教馬の牝馬が8頭まで とあくまで牝馬限定のレースとなっています。
牝馬のみの出走ということで普段牡馬からのデータで予想を立てている競馬ファンにとっては少しばかり予想が立てにくいかもしれませんが、そこがまた面白いという意見も多いようです。
また2011年は東北関東大震災の影響もあり開催日が延期になっています。
被災地の一日も早い復興をお祈りしています。
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京都記念はJRAが施行している重賞競争で、正式名称は「農林水産省賞典 京都記念」といいます。
これは農林水産省が賞を提供しているからです。
春と秋の2回施行されており、知名度も高く多くの競馬ファンにとっては見逃せないレースとなっています。
創設当時は1942年ということで古くから創設されている賞なだけにその分戦争の影響等で施行ができなかった時代もありました。
1944年から47年の春までは太平洋戦争の影響で開催が中止されています。
やはり戦争中にはとても競馬のレースができるような状況ではなかったようです。
名前の通り京都競馬場の芝2200mで施行されているレースで距離的にも一般的なレースというイメージに近いものがあるでしょう。
創設当時には3500mというかなりの長距離を走っているレースだったようですが時代の変遷を経て現在の長さに落ち着いたようです。
3500mというと現在のステイヤーズステークスと100mしか変わらないので昔は馬も騎手も大変な思いをして出走していたことだと思われます。
またこのレースをステップとして春の天皇賞に向かう馬も多く、ステップレースとして楽しむこともできるでしょう。
やはり天皇賞などの大きな大会を楽しむにはまずはステップアップという意味でも本レースを分析し、天皇賞という更に大きなレースに繋げることも大事な意味合いを持ってくるでしょう。
歴史が古いだけあってこのレースで名前を売ることができれば人気も上がっていきますので確実に押さえておきたいレースだと言えるでしょう。
出走資格はJRA所属のサラブレッド系4歳(旧5歳)以上の競走馬、出走登録を行った外国調教馬が8頭までとなっています。
このレースから期待を膨らませていって欲しいものです。
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日経新春杯はJRAが施行する重賞競争で、競争名の由来は優勝杯を提供している日本経済新聞社から取られているようです。
施行時は1月中旬です。
京都競馬場の芝2400mで施行されており距離的にもそれなりに予想のたてやすいレースと言えるでしょう。
1954年の創設当時には日本経済新春杯として芝外回り2400mで施行されていました。
他のレースと同じように距離については少しずつ変更されてきましたが最終的には創設当時の芝2400mで落ち着いたようです。
年明け後に関西で最初に行われるレースということもあり、競馬ファンにとっては縁起を担ぐという意味でも年明けから予想を的中させておきたいレースとして思われているようです。
また1978年の第25回大会では海外遠征の壮行レースとして日経新春杯が開催されましたがそのレースに於いて将来有望だったテンポイトが骨折をしてしまい、その怪我が元で死亡してしまうという悲劇が起きたこともあり、競馬ファンの間では日経新春杯と言えばテンポイトの死 というイメージも根強いようです。
悲しい事件があったとは言え日経新春杯は現在も続いている賞ですし、これからまた同じような悲劇が繰り返されないことを祈るのみです。
レースに馬の怪我や故障は付きものとは言え同じようなことは絶対に起きて欲しくないと切に思います。
出走資格はJRA所属のサラブレッド系4歳(旧5歳)以上、レース当日の一週間前から過去一年前までの期間内に1回以上出走の競走馬、外国調教馬が8頭までとなっています。
2006年からは国際競争として認定されていますのでこれからは外国産馬が優勝することも増えてくるでしょうが、やはり国内産馬にはがんばってもらって優勝して良い結果を残して欲しいということは思います。
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ステイヤーズステークスはJRAが施行している重賞競争で正賞は「スポーツニッポン新聞社賞」といいます。
正式名称は「スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス」と表記されています。
これは1994年からスポーツニッポン新聞東京本社が優勝トロフィーを提供していることに起因しています。
中山競馬場の芝3600mで毎年12月に開催されており、この距離は現在日本のレースに於いて最長距離です。
他のレースと比べて格段に距離が長いということでスピードを出し過ぎるとスタミナがなくなることは明白で、その分騎手の手綱捌きがレースを制するかどうかの鍵を握っていると言っても過言ではありません。
始めて3600mに挑む騎手は勝手を上手く掴むことができずに良い成績を残すことはなかなか難しいレースになっているようです。
またこのレースを有馬記念に繋げようとするステップレース的な考え方もあり、中山競馬場のメインレースとして設定されることもあるようです。
ただ残念ながら有馬記念には秋の天皇賞やジャパンカップに出走した馬が大勢出馬することがあり、ステイヤーズステークスを制したからといって有馬記念で好成績を残すことのできる馬は少ないようです。
出走資格としてはサラブレッド系の3歳以上(旧4歳)以上のJRA所属の競走馬、地方所属の競走馬が2頭まで、外国調教馬が8頭まで となっています。
かなり距離の長いレースなので芝2000m等で好成績を残している馬だとしてもステイヤーズステークスで好成績を残すとは決して言い切れず予想する側としても難しいレースだと言えるでしょう。
ただ予想できない分だけ思わぬ波乱も起きやすく充分に楽しむことができるレースになっていると思われます。
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京王杯2歳ステークスはJRAが施行する2歳馬限定の重賞競争です。
正賞名は「京王電鉄株式会社賞」優勝杯を提供している京王電鉄から賞の名前が取られています。
施行時期は11月上旬です。
2歳ステークスという名前の通り2歳馬しか出走が認められていない競争なので、その為か開催場所と距離は東京競馬場の芝1400mと他の各賞と比べて短い距離でのレースが行われます。
割と若い馬同士でのレースということもあり将来を担う馬を育成するためのレースという側面があるということも推測されます。
1965年には京成杯3歳ステークスという名前で創設され、その当時は中山競馬場の芝1200mという現在よりも短い距離で施行されていました。
1998年には京王杯3歳ステークスという名称に変更され、2001年の馬齢表記変更を受け現在の名称に落ち着きました。
GⅠ競争の前哨戦として位置づけられており、GⅠの動向を探るためにも本レースのチェックは欠かせない という競馬ファンも多数存在していることでしょう。
実際に本競争を制した競走馬が何頭もGⅠで優勝を飾っており、ますます本レースも見逃せないものとなっています。
このレースで調子のいい馬を選びGⅠに挑む という考え方も決して間違った考え方ではないでしょう。
先を読むにはやはり前哨戦から調べるのが良いでしょう。
出走資格としてはサラブレッド系2歳のJRA所属馬(外国産馬を含み、未出馬と未勝利馬は除く)、地方所属の競走馬が4頭まで、外国調教馬が9頭まで となっています。
若い馬の育成という点ではこのようなレースが増えるのは競馬ファンとしても喜ばしい限りなのでどんどん新世代の馬を育てていって次世代のレースに繋げていき、競馬界を更に盛り上げていって欲しいと思います。
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アルゼンチン共和国杯はJRAが施行する重賞競争で正賞は「アルゼンチン共和国社会福祉省賞」と少々長いタイトルになっています。
施行時期は11月上旬です。
外語表記として唯一スペイン語で表記が使われており、その場合は「Copa Republica Argentina」と表記しますがスペイン語の表記をわざわざする人は日本にはあまりいなので覚えていてもあまり意味はないかもしれません。
東京競馬場の芝2500mで施行されるレースであり比較的長い距離を走るレースであるとの印象を受けます。
1963年の創設当時にはアルゼンチンジョッキークラブカップという名前で表記されていましたがアルゼンチンで競馬が国主催に変更になったことに伴い1975年に現在の名称に変更されました。
2010年にはアルゼンチン共和国が建国200年ということで「アルゼンチン共和国建国200周年記念」という副称が付き、賞としてアルゼンチンとの繋がりが深く感じられる年になったと言えるでしょう。
GⅡとしては珍しいハンディキャップ競争ということもあり、1997年以降は秋の天皇賞の翌週に施行されることも相まってか天皇賞に出走しなかった馬がこのレースに参加することもよくあることのようです。
このレースを次のレースへのステップアップとして参加している馬も少なくなく、特に2008年の優勝馬のスクリーンヒーローはアルゼンチン共和国杯を制した実績を基にジャパンカップを制したこともあり、ステップアップレースとしても見逃せない競争が繰り広げられそうです。
出走資格としてはサラブレッド系3歳以上(旧4歳)以上のJRA所属馬(レース当日までに過去1年前以降1週間前までの期間内に1回以上出走)、地方所属の競走馬が2頭まで、外国調教馬が9頭まで となっています。
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2011年6月29日
毎日王冠はJRAが施行している重賞競争で毎日新聞社の寄贈賞提供によって成り立っています。
タイトルに「毎日」と付くのも毎日新聞社が関係しているからです。
施行時期は10月上旬~中旬です。
東京競馬場の芝1800mで施行されるレースであり、1800mというと他の各レースに比べて200~400mほど短い印象を受けます。
秋のGⅠシーズンへの重要なステップ競争としても見方が強く、夏に休養していた有力馬がレースに参加してくることもあり、見応え溢れるレースとして観覧することができるでしょう。
昔は秋の天皇賞に外国馬が出走できなかったという背景もあり、毎日王冠に有力な国内馬と外国馬が出走し、特に1998年の第49回大会は過去最高の盛り上がりを見せ平均レートが国際GⅠ基準に達することもありGⅠレースとして開催されていても何もおかしいことはないほどの名レースとなりました。
出走資格としては出走資格としてはサラブレッド系3歳以上(旧4歳)以上のJRA所属馬(未出走馬と未勝利馬は除かれますが)、地方所属の競走馬が2頭まで、外国調教馬が9頭まで となっています。
1950年の創設当時は東京競馬場の芝2500mという比較的長い距離でのレースとして施行されており、なかなか予想のつきにくいレースでもあったようです。
距離に関しては様々な変遷を経ており、2500m→2600m→2300m→2000m→2100m→2000m→1800m と時代によって距離は色々と試されています。
開催地は基本的には東京競馬場か中山競馬場で落ち着いていたようです(工事の時などは福島競馬場で開催されたこともありましたが)。
やはり毎日王冠の面白さとしては外国産馬と内国産馬が互いにしのぎを削ってどちらかが勝利を掴むところにあると思われますので是非屈強な外国産馬にも大差で打ち勝てるような内国産馬の育成を目指してがんばっていって欲しいものです。
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